(4月23日・明治神宮球場・〇広島7対4ヤクルト●)
カープは幸先よく3点を先制するもすぐさま、ヤクルト打線が先発九里を攻めたて、3点を奪い返される。その後、雄平のソロアーチでリードを許し嫌なムードが漂う。ラッキーセブンの7回、丸が真っ赤に染まるレフトスタンドに同点アーチを放つ。レフトへのホームランについて、丸は(風に乗りました)と謙虚なこたえ。
同点になればカープの流れだ7回、代打西川が勝ち越し2点タイムリーを放つ。そして田中も続いて、3点をヤクルト救援陣から奪い勝負アリ。今日の東京は晴れ。18時以降の降水確率は0%。雨の不安もなく、しっかりとカープペースに持ち込んだ。
実は筆者は、今日の試合を友人とバックネット裏から観戦した。とにかくカープはスピードがある。大技・小技があらゆるシーンで選手各自が自分の仕事をしっかりする。菊池のセーフティスクイズはヤクルトは全くの無警戒だった。失点後は投手は動揺する。その隙を見逃さなかった。今日の神宮は半分以上がカープファン。1塁側の内野指定席にもカープファンがかなりいた。それにしてもホームランの軌道は何度見ても良い。丸の打球はレフトに上がった時に入ると確信出来た。風ではなく、ミートを確実にした結果のホームラン。
試合後、ヤクルトファンは直ぐに家路についた。ガラガラになったライトスタンドとは対照的にお祭り騒ぎのレフトスタンド。所謂、2次会。勝ったチームの応援席しか出来ないお楽しみ。今日は私の隣の人もカープファンで、カープの勝利でハイタッチ。全く面識はない。ただ一つ同じカープファンと言う事。カープファンは試合が終わってもなかなか席を立たなかった。
余談になるが、信濃町駅から神宮球場に向かう途中に、バッティングセンターがある。私は100キロの球が丁度いいが、140キロのゲージで凄い当たりを連発する素人がいた。流石に140キロは私には打てない。神宮球場に行く時は信濃町駅を私は使うが、1度神宮球場を通り過ぎて、外苑前駅の方に歩くと屋台が出ている。私はたこ焼きが好きなので、大きなタコの入ったアツアツのたこ焼きを試合前に今日も食べた。実はこのたこやきが縁起がよく、カープ戦神宮で12戦負けなし。これは食べない訳にはいかない。今日のチケット代金はカープファンに取っては非常に安い物。1万円出しても全然文句がない。こういう試合をファンは待っている。週明けからは宿敵巨人を本拠地マツダスタジアムで3タテして欲しい。カープなら出来る。
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